予防歯科

予防でお口の健康を支える

予防でお口の健康を支える

虫歯も歯周病も発症と進行のメカニズムが解明されており、削った健康な歯は元に戻らないため、病気を未然に防ぐ「予防」が口腔内を維持するためには大切になります。
当院では、歯の健康を守ることで、いつまでもご自分の歯で充実した生活を送っていただきたいと考えています。そのため、カウンセリングを通して生活習慣をお伺いし、口腔内の状況を確認した上で、オーダーメードの治療計画をご提案します。

病気の原因から治療する

虫歯や歯周病を予防するためには、歯の表面についた虫歯菌や歯周病菌(プラーク)を機械的に除去する毎日のブラッシングが基本になります。
口腔内の汚れ(プラーク)や歯石を取り除くことで口腔内の2大トラブルを防ぐことができますが、毎日のブラッシングだけでは汚れが残りがちです。歯ブラシだけでは20%の磨き残しがあると言われおり、1)磨き残しから病気になることが多い特徴があります。
当院では、定期的にスウェーデン式のプロフェッショナルケアを受けることで、病気の自覚症状が現れる前の早期発見・早期治療をおすすめしています。
歯がすり減る原因は様々で、睡眠中の歯ぎしりの場合は「酸性」の飲食物の摂取が多すぎる場合があります。歯が「すり減っている原因は何か」を突き止め、歯ぎしり防止のテンプレート(ナイトガード)の装着や「酸性」の食品の摂取を抑える、フッ素塗布による歯質の強化などで歯のすり減りを抑制します。
病気の原因は口腔内の状況によりひとりひとり異なるため、お口の状況で気になることがあればお気軽にご相談ください。

1) Glavind L et. al. Oral hygiene instruction of adults by means of a self-instrutional manual. J Clin Periodontol. 1981

当院の予防歯科の特徴

  1. 予防歯科の大家の予防方法を再現・実践 予防歯科の大家「アクセルソン教授」は、スウェーデンで長期にわたり予防歯科における研究をおこない、虫歯の発生や、歯周病の進行を止められることを科学的に証明されました。2) 3) 4)
    当院では、予防歯科の大家の予防方法を忠実に再現・実践することで、様々な年代のお口の状況に対応いたします。
  2. 担当衛生士制 当院は担当衛生士制を導入しています。患者様に同じ衛生士が担当するため、お口の変化を見逃すことなく、顔見知りの衛生士になることで、気軽にお悩みを話せるようになると考えているため、担当衛生士制をおこなっています。
  3. リコールのお知らせ 定期検診で口腔内のチェックと併せて歯科衛生士による歯のクリーニングをおこなうことで予防につなげていますが、お口の汚れをセルフケアでは取りきるとこが難しいため、3ヶ月もすると口腔内に汚れが溜まり出すと言われています。
    当院では、患者様に口腔内の健康を維持していただけるよう、リコールのお知らせをおこなっています。

2) Axlsson P. et. al. The long-term effect of a plaque control program on tooth mortality, caries and periodontal disease in adults. Results after 30 years of maintenance. J Clin Periodontol. 2004
3) Axlsson P. et. al. Effect of controlled oral hygiene procedures on caries and periodontal disease in adults. J Clin Periodontol 1978
4) Axlsson P. et. al. The effect of a plaque control program on gingivitis and dental caries in schoolildren. J Dent Res 1977

予防メニュー

ブラッシング指導

ブラッシング指導

毎日のブラッシングが口腔内のトラブルを予防する基本です。お口の状態に合わせて患者様ひとりひとりに合ったブラッシング方法のアドバイスをいたします。

プラーク(歯垢)の染め出し

プラーク(歯垢)の染め出し

毎日のブラッシングでは汚れを取りきることは難しく、汚れを残してしまうことがあります。プラークの染め出しをおこなうことで「磨きぐせ」がはっきり分かるため、お口の状況に合わせたブラッシング方法の習得につながります。

フッ素塗布

フッ素塗布

歯の再石灰化や歯質の強化を促すフッ素を歯面に塗布します。
フッ素は細菌の活性化を抑えるはたらきも期待できるため、定期的なフッ素塗布を虫歯の予防におすすめしています。

PMTC

PMTC

「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」と言われる、専用器具を用いた歯のクリーニングです。歯と歯の間や歯と歯茎の溝の汚れを徹底的に除去し、歯面をなめらかに磨くことで汚れの再付着を防ぎます。

生活指導

生活指導

虫歯も歯周病も感染症の一種のため、体の免疫力が弱まると発症や進行が促されてしまいます。そのため、食事や飲酒、喫煙や睡眠などの生活習慣についてお伺いし、お口のトラブル予防につながるような生活習慣をアドバイスします。

予防の継続が大切

口腔内を丁寧に磨いても、8時間すると汚れの付着が始まると言われています。また、就寝時はお口の自浄作用がある唾液の分泌量が減るので、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。そのため、熟睡前の丁寧なブラッシングや飲食後にブラッシングができない場合も「口ゆすぎ」をおこない、口腔内に残さない取り組みが大切になります。
ご自身のケアと合わせて3ヶ月程度の間隔で定期検診をおこなうことで、お口のトラブルの予防だけでなく口臭予防にもつながり、お口の中がサッパリします。美容院に行くような間隔で口腔内の健康を維持することをおすすめしています。

スウェーデン式予防歯科

予防に重点を置いた治療

予防に重点を置いた治療

スカンジナビアは北欧のことで、北欧の中でもスウェーデンは歯科予防先進国と言われています。
スウェーデンのイエテボリ大学のLindle教授をはじめとするリサーチグループが提唱する「スカンジナビアンアプローチ」は、歯周基本治療(プラークコントロールや非外科処置)、外科処置、そして必要に応じた抗菌薬などを使用して、感染を除去し、生体に無理をさせず、歯を長持ちさせるための診療です。
当院では、予防に重点を置いた「スカンジナビアンアプローチ」をご提案しています。

スカンジナビアンアプローチの流れ

STEP 01

初診(検査・診断)

歯科医療の目的は歯の健康を維持することです。口腔内全体をひとつの器官として考えて健康を守るためには、ご自身のお口の中の現在の状況を把握する必要があります。そのためにまずカウンセリングを行い、お口の状態について、そしてお悩みやご要望をじっくり伺うのです。また視診のほか、お口の中の細部まで確認する為に、全顎レントゲン撮影やCT撮影、歯周病検査などを行い、口腔内の検査・診断を行います。そして丁寧にわかりやすくご説明します。

STEP 02

基本治療

検査・診断により計画と立てた治療を行います。歯周基本病治療や虫歯治療、重度の虫歯の根管治療などを行います。

歯周病治療

初期段階の歯周病にはほとんど自覚症状が現れません。歯周病の予防や治療の基本は汚れを落とすことですので、PMTCやブラッシング指導を行います。

歯周病について

虫歯治療

虫歯部分を除去して詰め物や被せ物を装着して歯の機能を補います。プラークコントロールも大切ですので、カウンセリングや歯のクリーニングなどを行います。

虫歯治療について

根管治療

歯の神経にまで達してしまった重度の虫歯でも抜歯を避けるため根管(こんかん)治療を行います。

根管治療について

STEP 03

修正治療

基本治療後、再検査・再評価を行います。基本治療だけでは治らなかった場合にはさらに修正治療を行います。

歯周外科治療

歯周基本治療を行っても感染が除去できず、症状が改善しない場合は歯周外科処置により、徹底的な感染の除去を行い、その後、患者様ご自身がメンテナンスしやすいような工夫を施していきます。

歯周組織再生治療

歯周病が進行すると歯を支える歯周組織が破壊されますが、歯周基本治療や歯周外科処置を行うことで歯周組織の健康は回復されます。しかし、1度失われた歯周組織は、破壊される前の状態には戻りません。この破壊された歯周組織を再生させる方法が歯周組織再生療法です。歯周組織を再生して抜歯せずに残すことができるようになってきています。

STEP 04

確定治療

修正治療後、再検査・再評価を行います。そして必要に応じて、インプラント治療やメタルフリー治療、ホワイトニングなどを行います。

インプラント治療

歯を失ってしまったときに歯の機能を補う治療のひとつです。顎の骨に人工歯根を埋め込むので、その前に虫歯や歯周病の治療を終わらせなければなりません。

インプラントについて

メタルフリー治療

歯の機能回復とともに自然な美しさの回復にも重点を置いているのが身体にやさしいセラミックを使用したメタルフリー治療です。

審美歯科について

ホワイトニング

天然歯を削ることなく白くするのがホワイトニングです。薬剤を使用して黄ばんでしまった歯を白くします。

ホワイトニングについて

STEP 05

メンテナンス

口腔内の健康維持の基本は毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスです。お口の状態に合わせて次回のメンテナンスの時期をご案内します。

予防歯科について